平戸山遺跡の時代は弥生時代〜紀元7世紀ごろとみられています。
この場所での本格的発掘は10月中旬からで、訪れた時はまだ初期の調査段階でした。
西松本町の小高い丘の上の住宅街の一角、さほど広くない空き地にあります。
発掘現場で働く人々 ブルドーザーで粗く削ったのち、小型の鍬のような道具で表面を掻くと土器が現れます。 もし、棺など副葬品が期待できるものが出てきたら、砂はフルイにかけて調べられるそうです。おもわず目を凝らして地面を見回してしまいます。 |
掘り出された土器 時代は弥生式土器もあり、もっと高温で焼かれた7世紀ぐらいの土器もあるそうです。 色や厚み、形や用途はさまざまで、これを復元した後が早く見たいものです。 発掘している方たちには、大体の形がよく見えているようでした。 |
古代のかまど跡? 土が焼けたように周囲より赤茶けています。 村落の大きなかまど跡かもしれないとのことでした。 |
一片だけをみて、元の形が想像しやすいのだけ集めてみました。 今、手にしている破片は、古代の人たちも触れて実際に使って生活していたのだと思うと、時空を超えたぬくもりを感じます。 もしかするとこの場所に住んでいた人のDNAが私たちにも少し入っているかもしれませんね。 |
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